福岡でポールダンスを習いたい方必読!気になるQ&Aをまとめました – Poledance studio Rubiaに聞く

近年、習い事のひとつとして選択肢に挙がるようになったポールダンス。とはいえ気になっても「身体が硬い」「運動経験があまりない」「露出の多い衣装は着られない」など、いろいろな理由で躊躇する方もいるようです。

でも「身体が硬くても、運動経験が少なくても大丈夫ですし、衣装も露出が多いものばかりとは限りません」と笑顔で語るのは、福岡市中央区大名にある「Poledance studio Rubia」(以下、Rubia)オーナーでインストラクター、現役ポールダンサーでもあるAkaneさん。

ポールダンスに関するよくある質問に答えていただきつつ、Rubiaというスタジオについても教えていただきました。

ポールダンスでボディメイク

垂直に立てた棒(ポール)を用いて、身体の柔軟性や筋力を生かしながら、音楽に合わせて踊るポールダンス。

昔はストリップ劇場で披露されていたこともあり、「官能的なダンス」というイメージが先行していましたが、風向きが変わったのは2000年代半ば頃でした。

欧米を中心とする世界的アーティストや俳優が、ボディメイク目的のエクササイズとして取り組むようになり、女性たちのあいだで一種の習い事・運動として広まり始めたといいます。ここまでがポールダンスに関するおさらいです。

ポールダンスではどんな経験も生かせる

Rubiaができたのは2022年のこと。できて1年になるスタジオには、下は10代後半から上は50代まで幅広い世代の生徒さんが通っています。意外かもしれませんが、特に多いのは40代の生徒さんだとか。

子育てがひと段落した方もいれば独身の方もいるなど、それぞれのライフスタイルは異なりますが、Akaneさんは「“人生を謳歌しているところ”が皆さんの共通点だと思う」と語ります。

「今まで他の習い事をしていた方も多いです。ポールダンスではそこでの経験や身体の使い方を生かすこともできます。例えばサーフィンをしていた方は肩周りがとても柔らかく、柔軟性を生かした技を重点的にする、ヨガを習っていた方は体幹が強く動きが安定している、ヒップホップダンス経験のある方は振付の魅せ方が上手く上達が早いなど、各自の得意分野を伸ばしていけるのも、ポールダンスの面白さだと思います」(Akaneさん)

ポールダンスの「気になる」Q&A

続いてAkaneさんに、お問い合わせ時や体験申し込み時などによく寄せられる質問に回答していただきました。

Q. 身体が硬くてもポールダンスはできますか?
A. できます。生徒さんの中にも身体の硬い方、柔らかい方がいますし、それぞれの硬さ・柔らかさも違います。「身体が硬いけど大丈夫ですか?」とよく聞かれますが、始めたときの身体の硬さはポールダンスには関係ないと思っています。

身体の柔軟性はレッスンで指導しているストレッチ法を継続しているうちに上がっていきます。レッスン時にストレッチを入念に行いますが、それを自宅で続けてくださる生徒さんもいて、半年もかからずにレッスン開始当初とは比べ物にならないほど、身体が柔らかくなっている方もいるくらいです。

「ポールダンスを続けていると身体の柔軟性が変わってくる」と思っていただければいいかなと思います。また、ポールダンスでいろいろなトリック(技)に取り組む中で、ご自分では気づいていなかった「実は私、身体の○○が柔らかいんだ!」と知ることもあります。

Q. ポールダンスには痛みがつきものですか?
A. 個人差はありますが、特に最初は痛いと感じるかもしれません。ポールに押し当てたり固定したりする部位によってはあざができることもあります。足の付け根や足の甲、脇などにうっすらとあざができる生徒さんもいます。

ただ、続けているうちに身体や皮膚が慣れてきて、あざができにくくなっていきます。私自身もそうでした。身体の神秘を感じますね(笑)。

Q. ポールダンスの衣装はどうすればいいですか?
A. 肌が出ている方がポールに身体を固定しやすいですが、ポールダンサーが着ているような露出の多いものでなくても大丈夫です。Tシャツに半パンのような格好でレッスンを受ける方もいます。脚は太ももが出ている方がやりやすいと思います。

一方、ポールダンスならではの衣装を着てみたいという方には、私が利用しているECサイトをご紹介しています。中には「練習時からポールダンス独自の衣装を着ることで非日常を楽しめる」という方もいます。レッスンをより楽しむ材料としても活用いただきたいです。

Q. ポールダンスに向いているのはどんな人ですか?
A. ポールダンスを楽しいと感じる方や、取り組む中で「この技ができるようになりたい」とワクワクしている方は向いていると思います。

人前に出てポールダンスをするとモチベーションも上がりますし、技術も上達していくので、ご本人が希望されればステージに立つ機会をできるだけ作るようにしています。

4月30日には天神中央公園で開催されたイベントに生徒さん数名が出演しました。中にはレッスン開始5ヶ月でダンスを披露した方もいますよ!

Q. ポールダンスで得られることは何ですか?
A. 筋力や体力、柔軟性あたりは分かりやすいですが、目に見えない「自信」も手に入ると思います。

ポールダンスはとても派手で難しそうに見えるかもしれません。ただ「私には難しそう」「自分にはできない」と思って始めた方が、続けるうちにどんどんできるようになっていく姿を多く見てきました。

私自身も生徒さんには自信をつけてほしいと願っています。ポールダンスの技を通じて「やってみたらできた!」と成功体験を積み重ねて、何でもやる前に諦めるのではなく、まずはやってみようと思うきっかけにしていただけたらうれしいです。

スタジオ情報

Rubiaはスタジオ内も料金設定もシンプルです。

都度払いメニュー
​●1回90分 5,000円(税込5,500円)
​●1回60分 3,500円(税込3,850円)

チケット制メニュー
​●90分4回チケット 18,000円(税込19,800円)
​●60分4回チケット 13,000円(税込14,300円)

背景にはAkaneさんの「ポールダンスのハードルを下げて、ヨガくらい一般的な習い事として浸透してほしい」という思いがあります。

気になった方は「Poledance studio Rubia」サイトやInstagramを覗いてみてください!

後編『「大好きなポールダンスを生徒さんが楽しんでくれるのが幸せ」 – Poledance studio Rubia オーナー Akaneさん』はこちらから。

取材協力/Poledance studio Rubia
写真/奥勝浩(Masahiro Oku)

Text/池田園子

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